千代の国
今日は、九重部屋の千代の国 です。
ようやく、幕に戻ってきました。
決して大きな体ではありませんが、筋肉質のいい体つきで、下半身がしっかり安定しています。二枚目だけど気も強そうな面構えも、すごくいい。これはまた魅力的な力士が上がってきたと思っていたら、怪我で幕から落ちてしまいました。
しかし、復帰してすぐに十両優勝するところが、また素晴らしい。
今日は、髷で負けてしまいましたが、投げられても手をなかなかつかないで髷で負けるのは、足腰がいい力士の証のようなもので、すぐに思いだすのは若貴あたりでしょうか。(余談ですが、三代若乃花の足の筋肉はすごかったですね。最近、あんな足を見たことないです。)
筋肉質で怪我も多かった師匠から学ぶことは、たくさんあるでしょう。向上心が目に見えるような、こういう若手は、本当に楽しみです。まず今場所、勝ち越してほしいものです。
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”こも巻き”安美錦 vs ”土偶” 稀勢の里 (以前のページ 「安美錦」 「稀勢の里」 を参照ください) はすごい組み合わせでしたね(見た目が)。今場所の稀勢の里の右目の腫れ方は尋常じゃない。昇進の行事に時間を取られて、あまり稽古のできなかった日馬富士が、場所前に連日稀勢の里のところへ通ったという映像が、何度か流れていますが、そんなこともあって、稀勢の里もかなりの稽古をしてきた結果かもしれませんね。
その目で、”ゴンッ!!”という音がテレビ観戦でもはっきり聞こえるくらい当たるのですから、見ているこちらが痛いくらいです。
これからは、稀勢の里の目の張れ具合で、場所前の稽古が充実していたかどうかの判断材料にしてもいいかもしれませんね。
通ってきていた日馬富士のほうは、ご存知の通り、今日早速土がついてしまいました。昇進場所は、どうしても稽古不足になるので、仕方ない気もします。まして、幕内最軽量を稽古稽古で上がってきた力士ですから、今日の隠岐の海のように、体もそこそこ大きく腕も長い人には、ちょっとのスキが命取りになってしまいますね。
まあ、これで少し気持ちを切り替えることができれば、早めに負けたことは、却ってよかったということになるのかもしれません。
土俵入りは、なかなかいいのではないでしょうか。丁寧に、間違えないように、ということかもしれませんが、白鵬よりもかなり時間をかけているのも、好感を持って見ています。(私は不知火は、所作に時間をかけたほうが合うような気がしています。)それにしても、土俵入りだけで、かなり消耗しそうではありますね。
松鳳山が連日の銀星。カド番だし、はっきり言ってあまり強さを感じなくなっている大関たちからとはいえ、たまたま勝ったという勝ち方ではありませんから、ここ数場所を見ても、確実に強くなってきているでしょう。
今場所は、妙義龍のふんばりの効かなさが、心配。徐々に調子を上げてきてくれるといいのですが。
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